数式でもない実装でもない、
半径3メートルの身近なアルゴリズムはこんなにわかりやすい!
プログラミングにおいて、アルゴリズムは欠かせません。
それは「Hello World」から昨今のAIやIoTに代表される機械学習や
ディープラーニングに至るまで変わりません。プログラミングとは、
裏を返せば、アルゴリズムをいかにして見通しよく実装するかにあるからです。
けれども、アルゴリズムの学習というと、七面倒臭い理屈の山と数式の谷間で
迷子になるのが、これまでの一般的な在り方でした。
そこで本書は、イラストを多用し、デファクトと言われるアルゴリズムが
なぜデファクトなのか。けれども場合によってはデファクトたりえないのは
なぜなのか。その差を分ける基準は何なのかを平易に解説してくれます。
アルゴリズムと聞くとアレルギー反応をおこす方でも、安心して
その奥深い世界の扉から漏れてくる、豊かさの一端に触れることが出来るはずです。
【目次】
第1章 あれもこれもアルゴリズム
第2章 並べたり差し込んだり選んだり:ソート
第3章 同じ手順で何度でも:再帰
第4章 ちっちゃくしてから考えよう:クイックソート
第5章 関連付ければ話も早い:ハッシュテーブル
第6章 グラフを作れば見えてくる:幅優先探索
第7章 本からピアノへ物々交換大作戦:ダイクストラ法
第8章 問題は続くよどこまでも:貪欲法
第9章 ドロボーは計画的に:動的計画法
第10章 分類したら予測して:k近傍法
第11章 この先にはなにがあるの?
第12章 答え合わせ
【著者紹介】
Aditya Bhargava(アディティア・バーガバ)
シカゴ大学でコンピューターサイエンスの修士号を取得したAditya Bhargavaは、
ハンドメイド商品のオンラインショップ、etsy.comのソフトウェアエンジニアです。
実際の生活の中で遭遇する身近な例をひきながら、アルゴリズムの成り立ちと基本的な考え方の道筋を、噛み砕いて教えてくれます。
・部分和問題を動的計画法で解く[2021-12-03に投稿]
・みんなで集合!Setについてまとめたよ[2019-12-11に投稿]
・Sierに新卒入社して4か月の研修期間中に読んだ・読んでいる本のまとめ[2019-08-02に投稿]
・アルゴリズムとは何か!? ~ 文系理系問わず楽しめる精選 6 問 ~[2018-04-19に投稿]