【レビュー】振動と波


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  • 出版情報
  • ・著者:長岡洋介/著
  • ・出版日:19920210
  • ・ページ数:272P
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目次

1.単振動
 1.1 バネにつけた重りの振動
 1.2 振動のエネルギー
 1.3 電気回路の振動
 1.4 振り子の振動 
 1.5 一般のポテンシャル中の振動
 1.6 重ね合せの原理
 1.7 指数関数による解法
 1.8 2次元の振動

2.減衰振動と強制振動
 2.1 減衰振動
 2.2 強制振動
 2.3 共鳴

3.多粒子系の振動
 3.1 2粒子の連成振動
 3.2 一般の多粒子系の振動
 3.3 バネで1列につながれた多粒子の振動
 3.4 結合した粒子系の強制振動

4.連続体の振動
 4.1 1次元弾性体の振動
 4.2 気柱の振動
 4.3 弦の振動
 4.4 一般の振動とフーリエ級数

5.1次元の波
 5.1 1次元の波動方程式と波
 5.2 波の形とフーリエ積分
 5.3 波のエネルギーとインピーダンス
 5.4 反射と透過
 5.5 分散性の媒質
 5.6 うなりと群速度

6.3次元の波
 6.1 3次元の波動方程式
 6.2 3次元の波の伝わり方
 6.3 弾性体を伝わる波
 6.4 マクスウェルの方程式
 6.5 電磁波
 6.6 電磁波の放射
 6.7 物質中の電磁波
 6.8 反射と屈折
 6.9 光の分散

7.干渉と回折
 7.1 波の干渉
 7.2 定常波
 7.3 3次元における干渉
 7.4 干渉しない波
 7.5 波の回折とホイヘンスの原理
 7.6 スリットによる回折
 7.7 結晶による回折

8.非線形な振動と波
 8.1 非線形な振動
 8.2 波の非線形効果
 8.3 ソリトン

付録 数学公式
 A. 三角関数
 B. 微分と積分
 C. テイラー展開
 D. 級数の和

概要

 振動と波の現象は力学から電磁気学まで、さらに物理を越えて工学などの分野にまで広く関連している。本書は、力学、弾性体、流体、電磁気の復習をしながら、必要な数学を学び、振動と波の現象を統一的な立場から学習する教科書である。非線形現象の新しい分野についても紹介する。
 姉妹書の『基礎演習シリーズ 振動と波』(ISBN 978-4-7853-8115-8)との併用により、一層の理解の助けとなろう。

レビューの一覧

 ・[Pythonによる科学・技術計算] FTCS法(陽解法)による1次元・2次元波動方程式の数値解法,双曲型偏微分方程式[2017-08-29に投稿]

 ・[Pythonによる科学・技術計算] 波の"うなり"と群速度,波の重ね合わせ,可視化,高校物理[2017-08-29に投稿]


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