【レビュー】Design Systems


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  • 出版情報
  • ・著者:アラ・コルマトヴァ/著
  • ・出版日:20181225
  • ・ページ数:256P
  • レビュー数
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ジャンルTop10選

目次

Webが急速に変化して複雑化するなか、静的ページの観点から考えるのは不可能になってきました。制作者の
多くは、よりシステマチックな方法でデザインにアプローチし始めています。

すべてのデザインシステムが同じように効果的であるわけではなく、一貫したユーザーエクスペリエンスをも
たらすシステムもあれば、寄せ集めのわかりにくいデザインを作り出すシステムもあります。チームの関与を
奨励するシステムもあれば、軽視されるシステムもあります。時間とともに進化して、まとまりや機能を増し
ていくシステムもあれば、肥大化して扱いにくくなるシステムもあります。

本書は、うまく機能して長持ちするデザインシステムについて、著者自身の経験とデザインシステムの調査と
考察を行いました。規模やデザインシステムへのアプローチが異なるさまざまな企業を例に挙げながら、どの
ような要素があれば効果的なシステムとなり、チームが優れたデジタルプロダクトを作成できるようになるか
を探っていきます。

原書のDesign Sytem - A practical guide to creating design languages for digital productsは2017年にドイ
ツ Smashing Magazineから刊行され、高い評価とレビューを得ています。

この書籍は、上記書籍の日本語版として、ビジュアルおよびインタラクションデザイナー、UX実務者、フロン
トエンド開発者(HTML、CSS、JavaScript実装者)を読者像に制作しました。

基本編と応用編から構成され、基本編ではデザインパターン(再利用できるインターフェースの部分)の作成、
保存、共有、使用する方法について解説。応用編では、デザインシステムを確立、および維持するための実用的
な手順とテクニックを解説します。

監訳者は、Web黎明期よりユーザーエクスペリエンスのスペシャリストとして、海外のデジタルエージェンシー
の日本での活動支援や大手企業のデジタル事業戦略のアドバイス、プロダクト開発のデザイン支援などを行う佐
藤伸哉さんです。Razorfish勤務時代は、原書のレビュワーであるカレン・マクグイレインの部下でもあり、デ
ザインシステム導入の実情について精通しています。

概要

AirbnbやTEDなど欧米のデザイン主導型企業で導入されている、成功するDesignOpsの実践手法

レビューの一覧

 ・フロントエンドカンファレンス福岡2019に行ってきた[2019-12-16に投稿]


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