【レビュー】実践TypeScript


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  • 出版情報
  • ・著者:吉井健文/著
  • ・出版日:20190626
  • ・ページ数:352P
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ジャンルTop10選

目次

本書は、TypeScriptの「型システム」に関する知識を体系的に学ぶための一冊です。TypeScriptやJavaScriptで、ある程度のアプリケーションを作った経験がある人を対象としているため、アプリケーション構築に必要なノウハウなどは提供していません。TypeScriptの型システムにフォーカスし、その基礎からフレームワークと連携した活用方法まで、より深く解説しています。

本書を読めば「TypeScriptは、スピーディーに品質の高いサービスを開発する上では欠かせない最高のパートナー」だということがわかるはずです。よいライブラリを使えば自動的によいアプリケーションが作れるわけではないように、型定義も個人の力量とアイディアが重要です。本書は、そういった「型定義」のスキルアップを目指すには最適の一冊です。

第1部「導入編」では、TypeScriptの型システムの基本的な仕様に基づいて学びます。TypeScriptの型システムは、リリースごとにさまざまな機能が追加されています。ここでは、近年追加された機能により、大幅に広がった型定義の表現力を紹介しています。
第1章と第2章では、開発環境の設定とTypeScriptの基本的な用語を学びます。第3章から6章では、型推論・型安全・型の互換性や結合、そして高度な型など、「TypeScriptの型システム」を体系的に深く解説しています。

第2部「実践編」では、第1部で身に付けた型システムの基礎知識をもとに、「Next.js」「Nuxt.js」という特定のフレームワークにフォーカスしています。2019年現在の人気のフレームワークを通じてTypeScriptを学ぶということは、今後のTypeScriptプログラミングにおいて、必要な基礎知識となります。フレームワークの一部のAPI知識が古くなったとしても、それらを支える型定義の知識は揺らぎのないものです。また、「Next.jsとNuxt.jsのどちらかにしか興味がない」あるいは「どちらかだけを使っている」のであれば、これを機に他方のフレームワークにも挑戦してみるとよいでしょう。
なお、第2部の各章は、それぞれ3節立てで構成されており、1節から3節まで段階的に難易度が上がっていくようになっています。TypeScriptの経験が浅い場合、順番に読み進めてしまうと、難しいと感じるかもしれません。わからない単語が出てきたら、索引などを活用して第1部の当該部分に戻り、振り返りつつ進めるとよいでしょう。

概要

TypeScriptの型システムのからフレームワーク利用の実践まで型定義のノウハウを凝縮!

レビューの一覧

 ・TypeScript①(基礎)[2021-06-23に投稿]

 ・TypeScript②(型の機能)[2021-06-23に投稿]

 ・TypeScript入門編[2021-01-17に投稿]

 ・1年半のソフトウェアエンジニア長期インターンで出会ったオススメ本をたくさん紹介します[2020-12-04に投稿]

 ・Express + TypeScript + MongoDBでCRUD操作[2020-06-20に投稿]

 ・TypeScript Basics[2020-05-05に投稿]

 ・TypeScript導入[2020-05-05に投稿]

 ・簡単なTypeScriptの型一覧[2019-12-12に投稿]

 ・Nuxt.jsに飛びつく前に~Nuxt.jsを習得するための前提技術と、その勉強方法の紹介~[2019-11-26に投稿]

 ・ちょっとだけ幸せになれるTypeScript[2019-10-21に投稿]

 ・Nuxt.js TypeScript - 実践TypeScript アップデート -[2019-10-21に投稿]

 ・Typesciprtを活用してAPI呼び出し処理を共通化する[2019-09-11に投稿]

 ・(vue.js + typescript)型付きでデータをコンポーネントに渡す簡単なデモ[2019-07-20に投稿]


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