【レビュー】ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書


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  • 出版情報
  • ・著者:加嵜長門/著 篠原航/著 丸山弘詩/編集
  • ・出版日:20180201
  • ・ページ数:336P
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目次

仕組みから実践までわかる、エンジニアのための「ブロックチェーン」解説書。

「ブロックチェーン」とは、ビットコインなどの暗号通貨を支える技術です。「ブロックチェーン」はインターネット以来の発明とも言われており、暗号通貨だけにとどまらず、医療や法律、ゲーム、エンターテイメント、不動産、シェアリングエコノミーなど、さまざまな分野での応用が考えられています。しかし、ブロックチェーン技術への期待や需要の高まりに対して、現時点では具体的なプロダクトもまだ少なく、アプリケーションを開発できるエンジニアの数も圧倒的に不足する傾向にあります。
そこで本書は、知識と実践スキルをバランス良く学べるよう、ブロックチェーン界隈の最新情報はもちろん、理解の前提となる暗号学や分散コンピューティングに加え、フレームワーク紹介や実践的なサンプルなどを盛り込み、さらに必要となる経済やビジネスの話題にも深く踏み込んで解説しました。

本書は、ブロックチェーン技術を正しく理解し、アプリケーション開発を実践するスキルを学ぶため、理論的背景や現在の動向を解説する前半と、サンプルコードを交えて、開発の具体例や考え方を実践する後半の2部構成となっています。
Chapter1~3では、ブロックチェーン技術の特徴や歴史から、暗号通貨システムを支えるブロックチェーンの要素技術、スマートコントラクトとイーサリアムを解説します。
Chapter4~5では、暗号通貨や暗号通貨以外の具体的な事例を紹介することで、ブロックチェーン技術を活用して提供できるサービスの可能性を考察します。
Chapter6~8では、ブロックチェーン開発の環境構築からイーサリアムのブロック構造やトランザクション構造などに加え、Solidityの言語仕様を解説した上で、スマートコントラクト開発を具体例に説明します。また、Truffleフレームワークを使ったアプリケーションの開発手法も解説します。
Chapter9~10では、ブロックチェーンでの制約や注意点として、セキュリティやストレージの利用方法などを解説し、発展段階であるブロックチェーン技術が抱える主要な課題と現時点における解決策や事例を紹介します。
そして、Chapter11では、暗号通貨やブロックチェーン技術が今後どのような変化を社会にもたらすかを検討します。

ブロックチェーン技術を、理論と実践両面から理解するための1冊です。

●想定読者
ブロックチェーン技術を理解したいエンジニア、ディレクター
MVCフレームワークなどでアプリケーション開発を経験したことがあるエンジニア

概要

作って学ぶ、Dapps(自律分散型アプリケーション)の理論と実践

レビューの一覧

 ・ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書 ~令和2022年最新版~ 変更点まとめ[2022-05-02に投稿]

 ・[Ethereum]Gethでプライベートネットワークを構築しアカウント作成とマイニングをしてみる[2021-09-27に投稿]

 ・[Ethereum]ERC20トークンを実装してみる[2021-09-12に投稿]

 ・M1 MAC: Solidityの環境構築(RemixIDE)[2021-08-07に投稿]

 ・ブロックチェーンのすすめ ~初心者向け勉強方法~[2020-05-19に投稿]

 ・Truffleのテストが実行できないエラーに対応する[2019-05-02に投稿]

 ・Ethereumのフレームワーク「Truffle」とローカル開発環境「Ganache」入門ログ[2018-10-24に投稿]


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