【レビュー】スクラム現場ガイド


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  • 出版情報
  • ・著者:MitchLacey/著 安井力/翻訳 近藤寛喜/翻訳 原田騎郎/翻訳
  • ・出版日:20160227
  • ・ページ数:400P
  • レビュー数
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目次

(この本は『The Scrum Field Guide: Practical Advice for Your First Year』の翻訳本です)

本書は、1年目にスクラムとアジャイルで『どんなことが起きるか』についての本です。筆者が、1年目のアジャイルにまつわる物語を集め、難しいポイントと、それに対するソリューションをまとめています。
(以下、著者による「まえがき」より抜粋)

スクラムやアジャイルを始めようと思っていたり、まさに始めたところだったり、1年くらいやってきて道に迷ったように感じているなら、本書はあなたのためにある。僕は公式には、新たにプロジェクトを始めて6ヶ月から18ヶ月の12ヶ月の間にいる企業が対象だとしている。

(中略)

本書は4つのパートに分かれている。

第1部「準備」ではスクラムを始めるに当たってのアドバイスと、成功に向けた準備について書いている。スクラムの導入を検討しているか、始めたばかりならばここから読むのがいい。

第2部「現場の基本」では、アジャイルのやり方を始めるとチームや組織が出会うことになる初期の障害物を、乗り越える助けとなるいくつかの項目について議論している。スクラムを実践していて、問題を抱えているなら、ここから始めるといい。

第3部「救急処置」は会社が抱える、より大きく深い問題に対応する方法をまとめている。プロジェクトへ要員追加するやり方や、機能不全になったデイリースタンドアップの直し方などだ。ここで紹介する状況は、あなたが最初の1年間のどこかのタイミングで遭遇するものになる。このパートではトリアージと治療によって、あなたのチームを健康に戻す方法を紹介している。

最後のパート「上級サバイバルテクニック」で取り上げる事項は、人びとがタイミングに関係なくよく悩まされているものだ。アジャイルやスクラムでのプロジェクトのコスト算出、契約の作り方、ドキュメントの書き方などだ。

あなたがまったく新たにスクラムを始めるところならば、末尾の付録で簡単に説明してる。基礎知識がないのであれば、ここで用語を学ぶといい。本書の前に、他の本でスクラムを勉強するのもいいだろう。

概要

1年目にスクラムとアジャイルで、『どんなことが起きるか』を解説

レビューの一覧

 ・スクラムマスターに挑戦したので大反省会をする[2020-12-08に投稿]

 ・スプリントゴールって何なんだ!? 「スクラムガイドを読み解いてみよう」に参加しました[2020-09-18に投稿]

 ・スクラムを本格的に導入してみた![2020-07-23に投稿]

 ・(準備編)スクラム未経験のQAエンジニアがスクラムマスターとして奮闘した1年間について振り返る[2019-12-23に投稿]

 ・続・すごーい!きみはスクラムが得意なフレンズなんだね!(けものフレンズ5話をスクラムの観点から分析する)[2017-03-30に投稿]

 ・運用フェイズに入ってからスクラムを始めてみた[2016-12-27に投稿]


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