【レビュー】仮想通貨の教科書――ビットコインなどの仮想通貨が機能する仕組み


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  • 出版情報
  • ・著者:アーヴィンド・ナラヤナンほか/著 長尾高弘/翻訳
  • ・出版日:20161208
  • ・ページ数:480P
  • レビュー数
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目次

まえがき
はじめに

第1章 暗号理論と仮想通貨入門
第2章 ビットコインが非中央集権を実現している仕組み
第3章 ビットコインの仕組み
第4章 ビットコインの保管と利用の方法
第5章 ビットコインの採掘
第6章 ビットコインの匿名性
第7章 コミュニティと規制
第8章 代替マイニングパズル
第9章 プラットフォームとしてのビットコイン
第10章 アルトコインと仮想通貨のエコシステム
第11章 非中央集権的な組織――ビットコインの未来?

終わりに

謝辞

索引

概要

ビットコインを中心とした仮想通貨の情報技術面を詳述した教科書です。ブロックチェーンやマイニングの仕組みや非中央集権的なピアツーピア通信を基礎から解説します。プリンストン大学が開講したオンライン講義コースをベースとしています。
Fintechの目玉とも言える仮想通貨の信用は、ネットワーク参加者全体で相互に形成されており。ネットワーク内の電子署名されたピアツーピア通信の仕組みにより、安全性が確保されます。ビットコインなどのすべての取引記録は、ブロックチェーンと呼ばれる台帳に記録され、ネットワークの各ノードに分散的に保存されます。取引の整合性は、これにより全参加者が検証できる仕組みです。
本書には、多数のコラムが掲載されており、概略だけでなく、従来のコンピュータ技術から見ると細かい気になるところにも触れています。たとえば、本当に安全なのか、根拠とする理論は何か、などです。

レビューの一覧

 ・文系非エンジニアのPython3最短習得ルート[2018-05-29に投稿]


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