【レビュー】Web APIの設計


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  • 出版情報
  • ・著者:ArnaudLauret/著 株式会社クイープ/翻訳 株式会社クイープ/監修
  • ・出版日:20200826
  • ・ページ数:432P
  • レビュー数
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  • ・年間:1記事
  • ・全期間:6記事

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目次

さまざまなWebを構成する重要な要素「API」
使いやすく拡張性に富み、堅牢なAPIの設計指南書

【本書の内容】
本書は
Arnaud Lauret, "The Design of Web APIs",
Manning Publications, 2019
の邦訳版です。

SNSはもちろん動画システムや決済システムなど、いまやAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を使用しないWeb上のシステムはありません。
データを簡便にリクエストでき、使いやすいデータを返す。そういうAPIが求められています。
とはいえ、データをリクエストしてくるのは一か所ではありません。カスタマーがいてコンシューマーがいてデベロッパーがいて、そしてそれぞれがそれぞれの都合に合わせた使えるデータを要求してきます。

本書はこういった複雑な要望に対して、可能な限り応ええる柔軟性を備え、堅牢でシンプルなAPIを作る方策を示します。
コマース系のサイトをベースに、データの配置方法や拡張性を維持し続ける方法などを、実装ありきではないスタイルで、APIのすべてを語り尽くしています。また、メンテナンス性や、より多くのユーザーを獲得するためのドキュメントの記述・完備方法なども詳解します。
突貫で作りがちなAPIを、その使い勝手にフォーカスしながら正しく作り込んでいくための視点と姿勢を体得できる一冊です。

本書は、著者Arnaud Lauretの長年のAPI設計経験を利用し、
要件を収集する方法、ビジネス目標と技術目標のバランスを取る方法、
および消費者第一の考え方を採用する方法について、仔細に検討し、
より使いやすく可用性に富み、拡張性と堅牢性をもつAPI構築への道を詳解してくれます。

【本書のポイント】
・使うだけではなく使えるAPIを理解できる
・API設計の勘所がつかめるようになる
・実世界におけるユーザー指向APIを学べる
・手書き風の概念図がかわいい

【読者が得られること】
・APIの成り立ち
・使いやすいAPIの作り方
・可用性・発展性のあるAPIの設計方法


概要

自身のアプリケーションに他のサービスを統合したり、他のアプリケーションから自身のサービスを利用しやすくする手法と設計

レビューの一覧

 ・2023年3月振り返り〜どこもかしこもChatGPT〜[2023-04-02に投稿]

 ・SpringBootとスキーマ駆動開発で始めるWeb API 設計開発入門:前編[2022-11-14に投稿]

 ・コード内の単語を表現する際の、記法の種類[2021-02-04に投稿]

 ・Web APIの種類を解説[2021-01-16に投稿]

 ・1年半のソフトウェアエンジニア長期インターンで出会ったオススメ本をたくさん紹介します[2020-12-04に投稿]

 ・OpenAPI Specification を利用してAPI仕様書を作成する[2020-09-22に投稿]


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