従来、システム開発のプログラマは、顧客の業務要件を理解し、要件に応じた設計を行ない、プログラミング言語を使ってシステムを実装し、仕様通りの機能を持つかをテストすることが主なミッションでした。今日ではそれに加えて、構成管理ツールを使って、開発したシステムの実行環境のプロビジョニングなどを行なうケースも増え、ネットワーク設計やOSの導入、システム/データベースサーバなどのミドルウェアの設定やセキュリティといったインフラ構築の知識が求められています。
本書は、Linuxのコンテナ仮想化ツールであるDockerを使って、コードでインフラ環境を構築するための入門書です。開発環境や実行環境などインフラ構築「自動化」の経験がない開発者を対象に、おさえておきたいシステム基盤&インフラの基礎知識に加えて、Dockerによるインフラ構築と管理の方法をやさしく解説します。理解しにくいネットワークや仮想技術などのインフラの基礎概念を図解しながら、開発/実行環境を実際に構築することで、構成管理ツールを使ったインフラ構築の流れを解説していきます。
・おさえておきたいシステム/インフラの知識
・コンテナ仮想化技術とDocker
・Dockerのインストールと基本コマンド
・Dockerfileを使ったコードによるサーバ構築
・Dockerイメージの共有─Docker Registry
・複数コンテナの一元管理─Docker Compose
・マルチホスト環境でのDocker運用─Docker Machine、Docker Swarm
・クラウドでのDocker運用
本書は、Linuxのコンテナ仮想化ツールであるDockerを使って、コードでインフラ環境を構築するための入門書です。
・dockerマルチサイト構築(conoha+centos7+nginx-proxy, docker-compose)[2019-11-11に投稿]
・超新人プログラマー(見習)がまず手にした本と参考にしたWEBサイト〜Docker編〜[2018-03-28に投稿]
・AWSのEC2でDockerを試してみる[2017-01-06に投稿]
・NIJIBOXのエンジニアの見たいもの[2016-12-24に投稿]
・Windows7でJupyterのDockerイメージにbash_kernelを導入するまでのメモ[2016-11-07に投稿]
・dockerチートシート[2016-06-13に投稿]