1 はじめに
2 課題説明
3 失敗事例
4 リバース設計
5 リファクタリング
6 リユース
7 リアルタイム設計
8 設計品質
9 システム思考
組込みエンジニア教科書シリーズ第4弾。本書は、第1弾『構造化モデリング』で紹介した構造化手法の考え方に基づいた組込みソフトウェアの設計を、ソースコードからリバースして行うという方法を紹介します。組込みソフトウェア開発の現場では、引き継ぐべきソースコードが存在することが非常に多いものです。そのソースコードを活用したうえで、効率的な開発を行い、良質なソフトウェアをつくりだすために、ソースコードからモデルを作成するのが「リバースモデリング」です。ソースコードからのリバース方法とソースコードのリファクタリング、体系的な保守である再利用とプロダクトラインの概要、リアルタイムOS上への搭載方法、ソースコードが劣化していく原因を分析しプロセスを改善する方法などについて解説します。
・レガシーコードを扱うための参考文献[2019-01-12に投稿]