AI、クラウドでの活用など、用途拡大によって急速に注目を集めているFPGAのユーザー回路開発に関する入門書です。
市販されている3種類のXilinx FPGAボードを使い、FPGAの基礎から応用まで(LチカからVivado HLSを使った高位合成まで)をステップバイステップで解説します。ハードウェア設計の基礎から、論理シミュレーションによる回路検証、実機検証までを、無償のVivado Design Suiteを使って説明します。「FPGAとは」「回路設計の基礎」「Cプログラミングの基本」など、最低限の知識は身につけていることを前提としますが、ボード購入前の検討から、何を作ってみれば良いかという学習指針を必要とする初学者には最高のバイブルとなることでしょう。本書で解説している例題の設計回路は出版社のWebサイトで公開予定です。
・PYNQ-Z1を始めます2[2018-03-17に投稿]