第0章 コンピュータを理解するということ-この本には何が書いてあるのか 予告編
第1章 その味噌汁の塩分はいかほど?-正味の情報量は意外と少ない エントロピー
第2章 油田のパイプラインと伝言ゲームの連続-パイプが細けりゃ、通るものも通らない チャネル
第3章 自動販売機はコンピュータ理解の始まり-あるいは、自動販売機と人生ゲームのステキな関係 有限オートマトン
第4章 記憶のカースト制-時間と空間の近さ・遠さ メモリ階層と参照の局所性
第5章 顔の細道-面と面とが面するところ インターフェース
第6章 師宣わく「未来は常に移り変わっておる」-コンピュータの限界とその先 私たちの未来のために
「コンピュータが中で何してるかなんて考えたこともなかったな。」そういう人にぜひ本書をおすすめする。根っこの部分をきっちり理解することにこそ、コンピュータ全体を見渡せるようになるための重要な鍵が潜んでいる。コンピュータを理解するとはこの点を押えているべき、この感覚を身につけているべき、このスタンスを取っているべき、という項目に絞り、比喩を交えてわかりやすく面白く解説している。
・質問[読んでおいたほうがいい本]の69回答のまとめ[2017-03-13に投稿]