【レビュー】算数・理科を学ぶ子どもの発達心理学


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  • 出版情報
  • ・著者:榊原知美/編集
  • ・出版日:20140920
  • ・ページ数:232P
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目次

まえがき

 第Ⅰ部 子どもの学びを読み解く視点
       ――発達・学習研究の現在
第1章 知識獲得としての学習(多鹿秀継)
 1 知識獲得とは何か
 2 熟達者と初学者の知識獲得
 3 知識の転移
 4 文化間移動を経験する子どもの知識獲得の支援
 コラム 算数問題解決の日米比較

第2章 文化的実践としての学習(高木光太郎)
 1 状況的学習論の基本的な考え方
 2 状況的学習論の諸理論
 3 算数学習へのアプローチ
 4 文化間を移動する子どもの学習
   ――異なる実践をどのように結びつけるか
 コラム 論理的推論の文化差

 第Ⅱ部 子どもはどのように算数・理科を学ぶのか
       ――文化間移動を視野に入れて
第3章 社会・文化の中で育まれる乳幼児の数概念(榊原知美)
 1 乳幼児期の数概念の発達
 2 数に関する知識にみられる社会・文化的差異
 3 社会・文化に支えられた数概念の発達
 4 文化間を移動しつつ学ぶ子ども
 コラム 身体部位を用いる計数システム

第4章 遊びが生み出す幼児の数量理解(山名裕子)
 1 遊びの中にみられる数量の理解
 2 幼児期から児童期にかけての数量概念の発達
   ――「分ける」ことを中心に
 3 なぜ幼児期には「遊び」が重要なのか
コラム 「分ける」行為のおもしろさ

第5章 小学生の算数概念の発達とその支援(岡本ゆかり)
 1 児童の数概念の発達
 2 数概念発達をどのように支援するか
 3 数理解における言語の影響
   ――10進法の理解と位取りの難しさ
 4 有理数の理解
 コラム 分数が苦手なのは児童だけ?

第6章 算数・数学に関する学習観・指導観・教育観(瀬尾美紀子)
 1 算数・数学に関する学習観と指導観 
 2 算数・数学に対する指導観・教育観の文化差 
 3 文化間移動を経験する子どもに対する学習支援
 4 今後の展望
 コラム 算数学習に対する親の役割の文化差
     ――アメリカと中国について

第7章 幼児の理科的概念の発達(布施光代)
 1 世界を理解するための素朴理論
 2 素朴物理学
 3 素朴生物学
 4 生物概念に見られる文化差
 5 食べ物の汚染の理解に見られる文化差
 6 文化間移動を経験する子どもへの学習支援
 コラム 子どもの死の理解

第8章 理科的概念の変化を支援する学習活動(伊藤貴昭)
 1 理科教育と概念変化
 2 概念変化を促進するための学習活動
 3 文化が学習活動に与える影響
 4 文化的背景の違いを考慮した学びの可能性
 コラム 異文化間における協同の効果

第9章 理科学習の日米比較(高垣マユミ)
    ――学習環境と教育への取り組み
 1 日本とアメリカの理科学習を支える学習環境
 2 日本とアメリカの理科学習の変遷 
 3 グローバルサイエンスリテラシーに立脚した学習支援
 コラム 理科の教育制度の日米比較

 第Ⅲ部 文化間を移動する子どものための授業実践
第10章 多文化的背景をもつ小学生のための算数・理科授業(市川昭彦/高木光太郎)
 1 はじめに
 2 多文化的背景をもつ子どもを対象とした算数・理科の授業実践例
 3 JSLカリキュラムによる多文化的背景をもつ子どもたちへの学習支援
 4 「普通の授業」の重要性

索  引

概要

基礎的な知見から,最新の成果まで,第一線の研究者がわかりやすく解説する。

レビューの一覧

 ・子供にプログラミングを教える時に役立つ方法 まとめ[2019-11-02に投稿]


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