1 数値誤差によるアルゴリズムの破綻
2 幾何的構造の表現法
3 整数帰着法
4 記号摂動法
5 位相優先法
6 位相優先アルゴリズムの頑健性と無矛盾性
7 位相優先出力の利用法
従来の幾何アルゴリズムは、誤差のない理論の世界において成立している。しかし、有限の精度でしか計算ができない現実のコンピュータでは、アルゴリズムが暴走する危険性を常にはらんでいる。よって、有限の精度で実行しても正常に動作するように、新しいアルゴリズム設計方法論が著者らによって開発されてきた。本書は、この斬新的な手法について、わかりやすく紹介したものである。
・Voronoi線図の外縁[2021-05-19に投稿]