トヨタ流ブランドマネジャー制度に着目!
石油危機の下で小型上級車シェア50%獲得という無謀にも見える目標に挑んだ技術者たちのドキュメンタリー
トヨタの主査制度は、企画・開発・生産・販売の機能の全般を主導し、その結果についてのすべての責任を負う一方、各部署に指示をすることはできないという、ある意味で中途半端な地位ながら、「商品を見れば主査の人柄がわかる」と言われるほど重要なポジションである。
学究に入る前、主査制度の下での実務を担った著者が、トヨタが今の地位を固めるために重要だった小型上級車市場における新製品開発の過程を当事者ならではの生々しさで描き、日本のものづくりの舞台裏を語る。
石油危機の下で小型上級車シェア50%獲得という、無謀にも見える目標に挑んだ技術者たちのドキュメンタリー
・IT業界のノンフィクション、オススメ5冊+1[2019-01-05に投稿]