【レビュー】加群十話 : 代数学入門


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  • 出版情報
  • ・著者:堀田良之/著 森毅/著
  • ・出版日:1988-10
  • ・ページ数:186P
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目次

1 加群と剰余
2 環づくし
3 行列の標準形
4 行列を楽しむ
5 加群ではない群の話
6 群を表現する
7 有限群の表現についてもう少し
8 ヤング図形と対称群の表現
9 微分方程式も加群と思う
10 常微分方程式の特異点

概要

一般に、足し算や、掛け算などの演算を備えた体系を代数系といい、なかでも、群や環とよばれるものが重要である。特に、環の研究が大切であって、通常、数学で代数的手法と言われているものは大抵この形態をとる。それぞれの分野に従って、いろいろな環があり、それぞれ独自の方法が編み出されている。この本は、そのような研究方法の切れ端でも紹介してみようか、というつもりで書いたものである。対象とする読者は、数学に興味をもつ高校生や初年級の大学生、あるいは、代数学を勉強したいが、本格的な教科書を開いても講義を聴いても、いま一つポイントがつかめずに今困っている方々である。

レビューの一覧

 ・群の作用と向き合う[2017-04-01に投稿]


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