【レビュー】色彩心理学入門 : ニュートンとゲーテの流れを追って


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  • 出版情報
  • ・著者:大山正/著
  • ・出版日:1994-01
  • ・ページ数:235P
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目次

第1章 ニュートンにおける光と色
第2章 ゲーテの『色彩論』と視覚の諸現象
第3章 化学者ドールトンと色覚異常研究
第4章 ヤング‐ヘルムホルツの三色説
第5章 ヘーリングの反対色説とその発展
第6章 一つの目に二種の視覚-フォン・クリースの二重視覚説
第7章 動物の色覚
第8章 光の強度と明るさの感覚-フェヒナーの法則とスティーヴンスの法則
第9章 色を立体で表わす-マンセルとオストワルト
第10章 色を数字で表わす-混色の法則とCIEの表色系
第11章 カッツと色の現象学
第12章 色は波長だけではきまらない
第13章 色の効果
第14章 色と感情

概要

色彩の研究は、ニュートンの実験に始まり今日の色表示体系に至る流れと、ゲーテの観察に始まる、色の主観的な体験の現象学の流れとがあり、そこに両者に欠けた色覚の生理学の流れが加わっている。さらに色には、感情や文化と結びつく複雑な側面もある。この広範囲におよぶ色彩のさまざまな問題を、主要な人物の貢献を紹介しつつ解説する。色彩への実用的知識が要求される現在、その課題にも応えてくれる格好な入門書となっている。

レビューの一覧

 ・RGB値だけでは色は1つに定まらない[2018-12-23に投稿]


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